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美容業界で長く働くための美容室の選び方

美容業界で長く働くための美容室の選び方 ママ美マガジン

美容業界では高い離職率が課題となっています。高い離職率の原因は長時間労働や安い賃金などの雇用環境や、職場の雰囲気が合わないことによるメンタル面の不調などが挙げられます。
美容師として長く働くためにも、就職先・転職先のサロンの雇用環境をしっかりと見比べなければなりません。今回は、美容業界で長く働くための美容室の選び方について、基本的なことをご紹介いたします。

まずは職場の雰囲気を確認しよう

職場の雰囲気が自分に合っているか、ということは、どの職業であっても、仕事を長く続けるために重要な要因の一つですが、接客業である美容師という職業においてはなおさら重要な要素となっています。
美容師をやめてしまう理由の一つに挙げられるのは、メンタル面の不調です。美容師という職業のやりがいは、施術後に直接お客様から感謝されることにありますが、逆に接客業であるからこそ、お客様への接客疲れや、体調不良等で仕事を休むことによってサロンに迷惑をかけてしまうことがプレッシャーになり、精神的に大きな疲労を感じてしまう方もいます。そんな状況下で、職場の雰囲気が自分に合っていない、相談に乗ってくれる人がいない、ということになると、精神的な疲労は一層積み重なり、最後には、美容師自体が嫌になって退職してしまうことになりかねません。
このような状況を防ぐためには、入社前のHPの確認やサロン見学が重要になってきます。他にも美容室が広報用として検索・予約サイト上で更新しているブログや、お店や所属美容師のSNSなどからもその雰囲気を察することができます。あとは、一度、顧客側として美容室に来店してみるのも良いでしょう。どのような雰囲気で仕事をしているのか、直接感じ取ることが出来るのではないでしょうか。焦って就職・転職しても、すぐ辞めてしまっては意味がありません。働く前に、職場の雰囲気を必ず確認するようにしましょう。

美容業界で長く働くための美容室の選び方
就業時間に気をつけましょう

たとえ職場の雰囲気が良好であっても、仕事量がハードでは長く続けることが出来ません。美容師をやめてしまう理由の中には、アシスタント時代の低賃金・長時間労働が、よく理由として挙げられます。美容業界の一部には技術伝承に基づく徒弟制度的な考え方が長く根付いており、国家資格である美容師免許を取得しても一人前としては認められず、スタイリストとしてすぐに働くことは難しい状況にあります。基本的に入職後はアシスタントとして働くことになりますが、アシスタントの期間は店舗によって異なるものの、平均すると3年程度というのが実態です。アシスタントの期間は低賃金なうえ、営業時間終了後に練習をしなければならない雰囲気の美容室というのは少なからず存在します。また、スタイリストに昇格しても、今度はお客様の都合に合わせざるを得ず、長時間労働に……ということもあり得ます。
しかし、美容業界も変革が進んできており、全体的に長時間労働は減少傾向にあります。例えば、勤務時間中に練習時間やミーティングの時間を設けている美容室は数多くありますし、テレワークを導入しているサロンもあります。また、完全予約制のサロンでは、お客様の来店時間があらかじめ分かるため、それに合わせた働き方も可能です。美容師として長く働くためにも、働く前に、就業時間の確認はしっかりとしましょう。

年間休日数や有休休暇日数、各種休暇制度の導入状況について

2018年に労働基準法が改正され、2019年4月から全ての企業において、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対して、年5日の有給休暇の取得が義務付けられました。当然、美容室でも年に5日間は有給休暇を取得させなければならなくなりました。ただ、この年に5日間というのは、あくまでも最低ラインで、現在、美容業界では有給休暇を積極的に取得させる美容室が増えてきており、有給取得率100%の企業や時間単位で有休をとれるようにしている企業なども増えてきています。
また、女性活躍を推進している美容室では、産前産後の休業や育児休業にも力を入れており、法定通りプラスアルファのサポート体制が整っています。
年間休日数についても同様で、完全週休2日制を導入している美容室や、進んでいる美容室では週休3日制の導入に取り組んでいる美容室もあります。
有給休暇制度や年間休日数が、自分の希望と一致しているか、働く前に確認しましょう。

最後に

美容室で働く場合、どうしても都心部や若者の集まる街といった「場所」に目をとらわれがちです。しかし、長く働き続けるためにも、就業時間や休日数など、安心して働くことのできる雇用環境に目を向けてみるのはいかがでしょうか。

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